国立駅舎
JR中央線国立駅舎。1926(大正15)年開業。よくみると、左右非対称。古いようで新しいデザインです。
中央線の高架工事に伴い、駅も改造され、この駅舎も解体されてしまいました。
別の場所に保存する運動が起こり、市長も同意しましたが、市長と対立した市議会の決議で、お金がかかるとして、壊されっぱなしになってしまいました。
(ただし資材は保存されてるので将来復元する可能性がない訳じゃないらしい)
ちなみに、国立の地名はこの駅が発祥。
国分寺と立川の間の、なにもない場所に、両駅の名前を一つずつ取って付けたため「国立」。
そこから人工的な放射状の町が出来たわけ。
そのとき出来た駅舎がこれだったわけで、つまり国立市議会は、自分たちの町の発祥のモニュメントを壊すのに同意しちゃったわけです。すごい。
こうやって、国立もだんだん普通の町になっちゃうんでしょうかね。
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