渋谷駅前ハチ公像
東京帝大の上野英三郎農学教授の飼い犬だったハチ公。
教授が亡くなったあとも駅にお出迎えにいっていたことから「忠犬ハチ公」として有名になった犬です。
初代銅像が戦時中に金属供出で終戦前日に溶かされたため、現在の銅像は二代目。
初代銅像を造った安藤照の息子で彫刻家の安藤士が1948年に作ったものです。
国家への忠誠を称揚する意味もあって忠犬ハチ公は利用されたのに、戦争でその銅像を溶かす皮肉な結果となった初代。
一方、二代目は若者の待ち合わせ場所としてもっとも有名なランドマークとなりました。平和を象徴する銅像の方がいいですよね。
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