橘橋親柱
大淀川に架かるメインの橋が橘橋。
明治以来、何度も流出したため、昭和7年にコンクリート橋に架け替えられたのが5代目橋。
川端康成が「宮崎の宝」と呼んだ5代目は、戦時下の爆撃にも耐えましたが、昭和50年に解体。
ドイツのルードヴィヒ橋をモデルにしたと言われ、優れたデザインだっただけに惜しまれました。
かつての橋の親柱が一つだけ、河畔の橘公園に残されています。
親柱といっても、かなり大きな構造物です。デザインにも凝った立派なものです。
昭和七年三月竣工と記されています。
戻 る