ベタだけど、おもしろい
『インデペンデンス・デイ(ID4)』 ローランド・エメリッヒ
 おおまかなあらすじ
 7月2日。突如月の質量の4分の1以上もある巨大な物体が、地球に接近してくる。さらに、その物体から直径24kmほどの円盤状の物体が多数分かれ、大気圏へと降下してくる。やがて世界中で巨大な円盤が不気味な雲の中から出現。支持率が低下していた若きホイットモア合衆国大統領は、情報からこれが異星人の来訪だと受け止め、歓迎の準備を始める。同じ時、テレビ局の技術スタッフだったデイビッドは、奇妙な信号が放送衛星を介して飛ばされていることを知る。それは攻撃のカウントダウンだと気付いた彼は、別居中の妻が大統領補佐官として働いているホワイトハウスへ向かう。大統領をなんとか説得し、ワシントンD.Cを離れるが、その直後、円盤からの攻撃が始まる。


 古典的なイメージの宇宙からの侵略に対し、圧倒的に劣る技術で戦っていくアメリカの7月2日から4日までを描いた作品。巨大な円盤、バリア、グロテスクな異星人、エリア51、核攻撃……もうベタなネタがこれでもかと連続し、そしてオチはウェルズの「宇宙戦争」へのオマージュとなる。まったく哲学的な部分のない内容だが、それゆえに何も考えずに楽しめるという映画の王道を行くような作品。特に円盤からの攻撃で都市が崩壊していくシーンは圧巻。7月4日がアメリカ独立記念日であることを絡めた内容でもあります。
 いろんな映画のネタが盛り込まれているので、それらを探し出すのもおもしろいし、何度も観ると、ツッコミどころが至るところに出てきて、それもまた楽しい映画です。
『インデペンデンス・デイ』とくれば、以下の作品も!

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