元祖、エイリアンの侵略
『宇宙戦争』 H・G・ウェルズ
 簡単なあらすじ
 イギリスに住む主人公「わたし」は、ある時、突然大きな円筒状の物体が落下する場面に遭遇する。中からは3本足の異様なものが出現し、見ていた人たちを次々と焼き殺していく。それは火星からやって来た火星人の侵略軍であった。英国軍が出動するが圧倒的な科学力の前になすすべもない。
 パニックに巻き込まれた「わたし」は、妻ともはぐれ逃げ回る羽目になるが……。

 19世紀末に書かれた宇宙からの侵略。それまでになかった想像豊かなストーリー、現実と空想の交錯する世界、そして予想もしなかった結末。
 まさに、侵略SFの元祖と言える作品です。
 付け加えるならばロボット兵器の登場する作品の元祖ともいえるでしょう。
 1938年10月30日に放送されたラジオ番組では、そのリアルな入り方から事実と間違えた人々が大パニックを引き起こしたことでも有名。その実話をネタにした映画『アメリカを震撼させた夜』もあります。
 映画は2回。
 1953年のジョージ・パル/バイロン・ハスキン版「宇宙戦争」と2005年のスピルバーグ版「宇宙戦争」がある。
 ジョージ・パル版では、アメリカを舞台にしており、火星人の兵器トライポッドは登場せず、飛行円盤のようなものになっている。
 スピルバーグ版では、同様に舞台を現代のアメリカにし、主人公のダメお父さんをトム・クルーズが演じているが、全体的に地味だった故か、なんでも派手で単純明快なものが大好きなアメリカ人の評判はさんざんでしたが、アメリカ人の感想は無視して結構です(笑)。トライポッドなど原作に忠実な部分も結構あります。

映画『宇宙戦争』オフィシャルサイト
『宇宙戦争』とくれば、以下の作品も!

インデペンデンス・デイ
『マーズアタック!』
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